生活のあらゆる面でIT化が急速に進む近年、注目を浴びている単語が"クラウド"です。
ニュースで耳にしてことはあるけれど、実際にクラウドとは何か、説明できる人は少ないかもしれません。
そこで、今回は今話題のIT用語、"クラウド"について解説します!
クラウドとは?
正式名称:クラウドコンピューティング。
個人の端末で保存しているデータをインターネット上で保存するサービスのこと。
個人で使われている代表例でいうと、Web メールやGoogle Drive, Evernoteなどのインターネット上のストレージが含まれます。
ある意味身近にあるクラウドですが、現在注目されているのはこのクラウドシステムを社内の業務上に導入する動きです。
具体的に3つの代表的な種類をご紹介します!
1. SaaS (Software as a Service)
ネットワーク経由で外部の会社が提供しているソフトウェア機能を利用し、活用することです。
例:Gmail, Hotmail
2. IaaS (Infrastructure as a Service)
外部の事業者が提供するハードウェアやネットワーク(インフラサービス)を活用することです。
3. PaaS (Platform as a Service)
外部が提供するプラットフォーム(OS、ハードウェア、ミドルウェア)をネットワーク経由で活用することです。(アプリケーションを実行するための環境の提供)
クラウドサービスの導入が徐々に親しまれてきていますが、
当然メリット、デメリット両方あります。
クラウドを利用するメリット
費用削減(サーバー、ソフト購入費用、メンテナンス費用など
システム構築時間削減
サーバーがダウンした場合もデータは保全される
クラウドを利用するデメリット
セキュリティのリスク
別の事業者への移行が困難
今まで、業務に関わる重要なデータをクラウド上に全て保存することに違和感を感じる方も少なくありませんでした。しかし、様々な面でIT化が進む今、品質の向上とともにセキュリティも向上しているクラウドサービスに目を向け始めている企業が多いことは間違いありません。
ちなみに、"Cloud Computing" は2006年、Goolge のCEOであるエリック・シュミレットによる発言がはじめとされています。 参照:Wikipedia
この先ますます注目されるであろう、クラウドサービス。メリット、デメリットを考慮した上で、事業にあったクラウドの活用のための参考になればと思います。
Posted by 友莉