top of page
執筆者の写真mitsu

おいしいビジネスモデルのヒント。


かなりオンラインメディアが強くなったこの時代でも、

まだまだ自宅に直接郵送されてくるダイレクトメール。

きっと効果があるから無くならないんですよね。

昔ながらの手法で、人の心をくすぐるマーケティング手法。

先日、いつものように郵便の束を手にとってざーっと確認。

大抵は必要ないのでそのままゴミ箱行きなんですが、

一枚のポストカードサイズのDMが目をひいた。

写真と「Ugly (醜い、不細工)」の文字にインパクトありですよね〜

裏にプロモーションコードで、ウェブサイトに誘導

知ってる方もいるかとは思いますが、そうでない方のために簡単に解説します。 通常、スーパーなどで小売販売用の規格に合わない=醜い(大きさ、見た目の色や形が悪い)野菜やフルーツは、農場で選別・廃棄されてしまっているそう。醜いと言っても、味や栄養価などに問題ないものがほとんど。そういった市場に出なかった野菜や果実を、通常店頭価格の30〜50%割安で販売(宅配サービス)するっていうビジネスモデル。

僕が、マーケティング的な視点で、 うーん、いいね!と思ったポイントは。

<ダイレクトメールやウェブサイトでの見え方> ・カラフル&形が面白いので目を魅く ・キャッチコピーにインパクトあり ・シンプルでわかりやすい

<消費者の共感> ・安さの魅力 ・農家や環境にも優しいので気分が良い ・宅配されるので、どんなものが来るか楽しみ ・変わった形の野菜は写真に撮ってソーシャルメディアでシェアしたくなる

ざーっとこんな感じでしょうか。

今まで無駄と見なされ廃棄されていたものに価値を持たせる。 そこに気づく視点が素晴らしいですが、消費者への見せ方の違いだけで商品価値を創り、 こんなにも豊かな気持ちや、嬉しい気分になれたりするってところがすごい。

これはまさに、おいしいビジネスモデルのヒントだ!

他にも何かありそうですよね? 僕らが普段、気にも留めてないものや無駄になってしまってるもの。 ちょっと考えてみたらなんか良いアイデア浮かぶかも!

あ、ちなみにお店の情報はこちら Imperfect. http://www.imperfectproduce.com/ https://www.instagram.com/imperfectproduce/

Posted by mitsu

bottom of page