2017年7月1日より、 ロサンゼルスカウンティーのSales & Use Taxが、8.75%から9.25%に変更されます。
Sales Taxは日本で言うところの消費税の位置付けですが、
スーパーで買う食料品にはかからなかったり、有形の商品ではない無形サービス(コンサルティング、弁護士、医者など)にも課税されなかったりする上に、州や郡、市によってそれぞれ別に設定された税率で課税されるのでちょっと複雑。。。
一部のCityによっては10%を超えてくるので、消費者の一人としてはちょっと憂鬱な気分になったりしますね〜。隣のオレンジカウンティーは比較的低い率を保っているので大きな買い物をする人はロサンゼルスから車を走らせてオレンジカウンンティーでお買い物して、ちょっと出費をセーブ!?なんてことも増えるかもしれませんね〜。
(自動車の場合は、買った場所ではなく登録する住所での税率適応なので要注意!)
カリフォルニアの各City & CountyのSales & Use Tax Ratesはここで確認できます↓ http://www.boe.ca.gov/app/rates.aspx
そして、上記の話と関連してるのかな? 税率が上がると同時に2017年7月1日より、ロサンゼルスの最低賃金も変更がありますね。
従業員数が25人以上の企業に関しては、時給$10.50から$12.00に。 従業員数が25人以下の中小企業に関しても、時給$10.00から$10.50に上がります。 そして2021年には、それぞれ$15.00になるように段階的に上がっていきます。
一般社員にとっては朗報かと思いますが、雇用者/経営者側から見るとなかなかシビアな状況になっていく様にも感じますね。しかし、全体的に物価も上がるので当然といえば当然でしょうか。解釈の違いですが、少なくとも状況を知っておくことと気持ちの準備は必要ですね。
Paid Sick Leave(病欠有給休暇)に関しても、 従業員25人以下の雇用者にも、年間48時間の有給病気休暇手当が義務付けられるとのこと。
詳細はこちらを参照ください。
以上、大小問わず経営陣の皆様にとって知っておくべき情報の共有でした。
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Posted by mitsu