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執筆者の写真eRico

ロゴにもトレンドってあるの!?今のトレンドは?

初めまして!こんにちは!

グラフィックデザイナーのeRicoです。


皆さんはロゴにもトレンドがあるのをご存知ですか?

今日は、アメリカの会社のロゴが近年どのように変化しているのか一緒に見ていきたいと思います!!


有名ブランドのロゴヒストリー

突然ですが、プリングルスのマスコットキャラクターのおじさんが数年前に変わったのを知っていますか?

豆知識ですが、Mr.Pという名前だそうです!


50年以上の歴史の中でこんなにも変化してたなんて知らなかったです。昔はセンター分けの茶色い髪とヒゲ、蝶ネクタイがシンボルマークでした。


2020年

  • 髪がなくなり眉毛が付く

  • ヒゲの色が茶色から黒へ


2021年

  • 赤の蝶ネクタイなくなる

  • PRINGLESの文字のバックに蝶ネクタイの面影

  • テキストの黒いアウトラインもなくなる


今のおじさんの顔はとてもスッキリしててとても見やすい!!

ここ何年間の間にロゴのトレンドの傾向としてどんどんシンプルになってきている様に思います。

意外と気づかないうちに色んな会社のロゴって変わっているのでよかったら調べてみてください!とっても面白いです! 参考:https://webflow.com/blog/famous-logos



なぜロゴはシンプルになってきているの?

私がシンプルになった理由が気になり始めたきっかけは車関係のロゴの変化に気がついた事です。

車好きでなければロゴの変化には気づかないかもしれませんが、車のロゴってメタルっぽい立体的なイメージがありませんか?

それが近年フラットに変える会社が増えてきました。もちろんメタルっぽさを残す会社もありますが、それでも目に入ってくる情報量を減らすかのようにシンプルになっています。




個人的にロゴが変わって一番いいなって思ったのはNISSANのロゴです。

NISSAN LOGO
左:旧ロゴ、右:新しいロゴ

一見スッキリしすぎて実際に車についてたら高級感が薄れて物足りないんじゃないかな?って思ったんですが、実際に新しいロゴがついた車を見たら洗礼されてて想像よりもすごくかっこよかったです。


ここで本題です!なんでシンプルに変えなきゃならないのか?

やっぱりちゃんと時代の流れが関わっていました!


スマートフォンの普及にともなう変化

昔はパンフレットのようなプリント物が主流でしたが、今は多くの人がスマートフォンの小さな画面でウェブサイトなどに行ってロゴを目にするようになっています。

パンフレットやお店で実際にロゴを見るより先に、小さな画面で先にロゴを見るということになります。

その上でグラデーションや光と影を組み合わせて作る3Dロゴは小さくなると認識が薄れやすくゴチャゴチャ見えてしまうのが大きな要因の様です。


3Dでなくてもたくさんの色を使っていたり、複雑な形のロゴだったりも同じです。(プリングルスの昔のロゴのようのに)小さくなればなるほどシンプルでないと伝わりにくいのです。ロゴは会社の全てが詰まった大事な顔です。顔が認識されないというのは大問題ですよね!!実際には、使う媒体によって2Dと3Dを使い分けている会社もある様です。

2D & 3D Logo
左:2D、右:3D

3D(立体)ロゴのいいところ

  • 光と影で作られる為リアリスティックな表現ができる

  • たくさんの色や形によって色んな方針や意味を込めやすい


2D(フラット)ロゴのいいところ

  • シンプルでみやすく、覚えやすい

  • 色んな用途(媒体)で使いやすい

  • 情報が少なく伝わりやすい


両者このような利点はありますが、時代の流れを読みつつもトレンドだけでなく、大切なのはロゴにしっかりとビジネスへの思いを込める事や、伝えたいという気持ちでロゴを作成するという事だと私は思っています。

私もデザイナーになるまでこんなに深くロゴについて考えることはなかったのですが、企業さんの思いが詰まっているとおもってロゴを見てみると、とても面白いです。


皆さんの好きなブランドの歴史や意味などよかったら調べて見てください。

もっともっとそのブランド、会社のことが好きになると思いますよ!!




ビジネスコンサルティング、起業・マーケティング支援サービスに関しては、無料相談フォームよりご連絡ください。



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