日本企業がアメリカにビジネス進出をする場合、想定通りに行くことはまずありません。 「えー!?」という感じのカルチャーショックを2、3回は必ず経験するはずです。笑
例えば、
・多義にわたる許認可取得・手続き(文化の違い、言語の壁に戸惑います) ・工事、施工、リフォームなど日程の遅れ(ほぼ間違いなく遅れます、常識範囲が違います) ・人材関連、就労ビザ関連の手続き(コントロール不可なことがあります)
など、その後ビジネスをスタートした後は訴訟問題など、、、、 と、悪い面ばかりにフォーカスしても仕方ありませんが、想定しておいて損はないはずですよね。(もちろん良い面もたくさんあるので、どんどんアメリカに進出して欲しいんです!)
そこで、企業売買(M&A)を一度検討してみるのも良いと思います。
ゼロから立ち上げるよりも既に存在する同じ業種の会社をライセンスごと一緒に買収(譲受)することでリスクや時間や経費の削減に繋がるからです。人材面の問題が解消される場合もあります。
少し前までは、M&A と聞くと大企業が合併するなどのイメージが強かったですが、最近では、IT系のベンチャー企業などの売買の話をよく耳にしたり、レストランなんかもお手頃なプライス&早いスパンで売買が行われていきます。スタートアップ当初から会社の売却を前提に事業を始める方も多くなっているようですね。
例えば、カリフォルニア州の売却案件として下記の様なビジネスがあります。 (2017年2月現在、某M&Aアドバイザー提供)
Sushi Restaurant / Izakaya in Ventura, CA : $70,000
Massage and Day Spa in South Bay, CA:$125,000
FROZEN FRUIT BARS (Ice Candy) MANUFACTURING:$495,000
Famous French Cafe & Restaurant in Culver City: $995,000 (Gross Sales : $2,015,000)
Sushi and Sports Bar in South Bay, CA:$280,000 + Inventory
Major International Airlines Concolidator (格安航空券卸):$4,000,000
Auto Dealership:$1,200,000
Seafood Smoke House:$670,000
Import and Distribution business (electrical appliances): $4,250,000
Wholesale German Auto Parts Distributor:$2,000,000
Meat Wholesaling in Northern CA: $-Make an Offer (25MM Revenue、在庫、土地、建物別売り ”Best Offer” )
売却の理由としては、引退、後継者不足、転業、離婚、パ-トナ-シップの崩壊などがあるようですが、最近増えているのはとてもポジティブで、他に本命ビジネスを運営しながら伸びそうなビジネスを育て、それを売って資金を得ることで更に大きく本命ビジネスに注力したり、別のビジネスを開始していくというものです。
もちろん全ての売買案件がすんなり成立に至るわけではありませんが、M&Aもオプションの一つとして海外進出を検討してみてはいかがでしょうか?
詳細を知りたい方は、無料相談フォームよりお気軽にご連絡ください。
▼関連情報:
- アメリカの主な会社設立形態と特徴
- アメリカで起業・会社設立!重要な就労ビザ
- ロサンゼルスでDBA(別名 FBN: Fictitious Business Names)の登録方法
- アメリカ ビジネスライセンス/Business Licenseの取得方法
- Seller's Permit / セラーズパーミットに関して(カリフォルニア州)
- 会社名を決めるときのポイント4つ
Posted by mitsu
Comments