こんにちは。2022年ももう終盤ですが、みなさんにとってどのような1年間でしたか?世界各地で紛争が勃発したり、日本では数十年ぶりとなる円安が記録されたりと激動な年でしたね。もし会社経営者であれば、この際海外進出をして海外通貨を稼ごうと考えたりもする方もいるのではないでしょうか。
今回は、アメリカ進出にチャレンジしている日系企業の1つである、株式会社メルカリについて少し紹介したいと思います。
まず初めに、みなさんはメルカリという会社、もしくはそのサービスを耳にしたことはありますか?
メルカリは2013年に創設されたベンチャー企業であり、オンラインフリーマーケット事業において、誰でも簡単に売り買いすることができるサービスとして広く認知されています。また2018年に東証マザーズに上場した際には、『企業価値が10億ドルを超えるユニコーン企業の誕生』としても話題となりました。
・アメリカ進出
実はメルカリは創業して間もない2014年にはアメリカにて現地法人「メルカリUS」を設立していました。言語も文化も大きく違う異国において事業進出するのは想定以上にハードルが高く、同社も先行投資がかさみ、赤字続きだったそうです。それに加え一時は赤字による投資家からのアメリカ事業撤退の要求もあり、中々思うように進められなかったこともありました。しかしながら北米市場の方がアジア各国に比べて人口が多い点や、eBayなどの類似サービスが先行していた事によりマーケット基盤が確立されていたことに着目し、今現在も粘り強く奮闘しています。
・海外展開はチャンスかも!?
今回は日本国内において成功しているビジネスを海外展開することで業績を伸ばそうとチャレンジしている企業の一例をご紹介しました。それとは反対にもし日本で上手く行っていない事業であっても、意外と海外では評価されたりすることもあるかもしれません。同社は上場企業として潤沢な資金力があるため、進出から8年経った今もチャレンジし続けることが可能なのかもしれません。しかしながら中小企業であっても文化の違いや、マーケットサイズの違いによる恩恵を受けることにより、進出後すぐに業績が伸びる可能性も海外では大いにあり得ると思います。アメリカに限らず世界のどの地域において、自分のビジネスの優位性が活かされるのか、海外展開を視野に入れると新たなアイディアが生まれる源泉になるのでは?
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