前回の 2021年下半期 に続き、2022年上半期。
ゼロハチロック のニュースレター:ゼロハチニュースにだけ掲載していた過去のコラムを、
「出発点」を思い出しながら自分が読み返すための備忘録も兼ねて、ここに公開していきます。
2016年1月の起業時から毎月欠かさず書いてるこのコラム(結構しんどい!笑)、
ちょっとだけ自分の日記を晒すような恥ずかしさもありますが、読んでくれると嬉しいです。
------------- Vol.72 配信日:1.31.2022
偶然を増やそう。
パソコンやスマホで動く便利なアプリ。管理されたタスクやスケジュール。リモートワークでの会議は雑談が無く用件のみ。全てがスマートに整理され、必然的・システマティックに動くデジタル世界。システム化されればされるほど「偶然」が減っていくと思いませんか?
森の中にはいろんなものがある。青々とした若葉や花々、朽ち果て腐っていく大木、土の中に菌糸を張り巡らせるキノコ類、群れで行動する小さな虫たち、擬態化して身を潜め獲物を狙う昆虫や爬虫類、木の実を食べ散らかすすばしっこいリスなどの小動物、ダイナミックに動くクマや虎などの肉食系、空から下界を眺め獲物を狙い悠々と移動する鳥たち。。。
ありとあらゆる可能性が解放され絡まり合って衝突して摩擦が起きている多種多様な世界。そこにはきっと無限と呼べるほどの数の「偶然」が存在している。そしてその偶然があるからこそ、進化に繋がっているのでは?
そんなことを考えていると、システム化だけが進んでいけば人類は退化する?AIは進化して人類を越えるの?というディストピアな未来を想像してしまったりもしますが、バランスを取るために逆方向にひっぱってくれる力、それが偶然性だと思います。
ということで特にこのテクノロジー時代、新しい出会いや自然との触れ合いを含め生活に「偶然を増やそう」っていうお話でした。 板倉
------------- Vol.73 配信日:2.28.2022
クリエイターになろう。
Web 3.0 周りでいろんなバズワードが飛び交うここ最近。想像力、妄想力がそのまま価値に換わる時代になりつつある気がします。未来を創造しクリエイト出来る脳の柔軟性を高めよう。と、言うことで数年前に書いた唄を共有したりしてみます。 板倉
ONE
戦争を知らない僕ら幻想に浸って|正常な自分をいつも少し見失って
煙突の煙で空は青くはなくなって|計画は途中で置き去りにされたまま
どっかの誰かの幸せ|くだらない夢の中
乾いた砂の上歩けば踏みしめる現実|やっと見つけた命は壊れかけていた
地球のどこかで彼女は泣いてる|何でも知ってる顔で心汚い奴らただ笑ってる
永遠を知らない僕ら一瞬を忘れて|本当は隠され人はまた傷つけあって
感情は曲げられ僕はまた泣きたくなって|神様がいるならどこに隠れてるんですか?
どっかの誰かの幸せ|素晴らしい夢の中
大きな瞳の子供見つめてるのは真実|やっと気づいた涙はこぼれかけていた
地球のどこかで彼は震えてる|何ができるのか僕はここで好きな歌をただ歌ってる
Hello my dear friends, we got only one. We've got to share this one for everyone.
------------- Vol.74 配信日:3.30.2022
桜の季節。
今朝起きると、LINEにて日本の友人から桜を撮影した動画が送られて来ていました。ゆっくりと車を運転しながら桜並木のトンネルを通り抜けていく風景の中、後ろに聞こえる子供たちの元気な声。いや〜、春ですねぇ。かれこれ日本で桜を見たのはもう10年以上も前でしょうか。微かに残った記憶を探りつつ、あの公園の桜や川沿いの並木道、車窓から見えた桜、学校の門の近くにあったでっかい桜。色々思い出してくる。
そして、桜といえば別れと出会いの季節であり、新しい生活が始まる時。生まれ育った街を離れ遠くで暮らしを始める人もいれば、毎年同じ場所でしっかり咲く桜を一つずつ歳をとりながら眺める人もいる。「さようなら」をいう人もいれば、「初めまして」をいう人もいる。何か新しい決意を持って、今までの自分と決別し新しい自分を見つける人もいる。きっとみんなが思い出す、桜の風景とそこにあるストーリー。改めて、日本人だなぁなんて感じる素敵な朝となりました。
動画を送ってくれた友人へのありがとうと、この気持ちを共有してみたく書いてみました。そして、桜にまつわる歌ってたくさんあるんですよね。検索してみると、懐かしい歌もたくさん出てきます。この時期日本に帰れない海外在住の方、是非桜の歌を聴きながら日本の春の記憶を楽しんでみてはいかがでしょうか? 板倉
------------- Vol.75 配信日:4.29.2022
HOME。
生まれた時からそこにあって世界へ飛び出すまでの準備をさせてくれる場所、そして時々羽休めをさせてくれる世界で一番安心できる場所。
新幹線の車窓から久しぶりの日本の風景、ビールと駅弁を楽しむ時間。
さらに田舎へと電車を乗り継ぐ旅は飽きない。ガタゴト走る線路の音も心地よい。
山深いどこかの村、日本ではありふれた田舎の風景の一つ一つ。
川に架かる橋、瓦屋根の家、畑を耕す年配風の人、ゲートボールで遊ぶ老人たち。
時間が止まっているような古びた無人駅もあれば、やたらと目につく各地の東横イン。
早くここじゃない世界に飛び出したくて、うずうずしてた思春期だった。そして何年ぶりかで会ったとしても一瞬で昔のような顔に戻って笑い合える友達がいてくれること。
Life is Good. と思える最高の時間。
もうおっさんになった今、「旅をするのは帰る場所があるからだ」という歌の歌詞を思い出しながら、”HOME”のあたたかさに、ただただ感謝するのでした。 板倉
(日本滞在中に電車の中で書いたメモです)
------------- Vol.76 配信日:5.31.2022
歴史から学ぶもの。
あなたは「歴史」好きですか?
僕は日本史、世界史問わず歴史小説を読むことが好きです。ここ数年はポッドキャストで歴史番組を聞くことも増えました。「歴女」という言葉も浸透しているここ数年ですが、この言葉の発端は2005年頃とのこと。それ以降、歴史上の古戦場や城跡などに観光に行く女性が増えて歴史ブームと言われるようになったようですね。
それはそれとして「経営者には歴史好きが多い」という認識も昔からあると思います。ビジネスの世界を戦(いくさ)に重ね、戦国武将を知ることでその戦術、戦略、兵法を学ぶ人。また、世界史を知ることで、経済や宗教紛争、世界情勢を見極め時代の流れを読み解く人。人類が辿ってきた過去を知ることで、未来を予測し判断材料とする人。
どこまでその学びを活かせるかどうかは人それぞれかと思いますが、単純に偉人たちの人生のドラマを楽しむことや同じ人間として何を感じどんな想いを胸に抱いていたのかを想像することが、歴史を学ぶ一番の醍醐味ではないでしょうか?栄枯盛衰、喜怒哀楽、孤独と覚悟、武者震い。人の生き様に共感することでもらえるパワーってすごいっス!板倉
------------- Vol.77 配信日:6.30.2022
嫌いじゃないアメリカらしさ。
僕の大好きなフルーツの一つであるアメリカンチェリーが旬な季節。6月初旬だったかと思いますが、ふとアメリカらしさを感じた小話です。
グロッサリーストアで買い物をしていて、今年の初物な感じでアメリカンチェリーが並んでいたので早速手に取りカゴの中へ。いつものように食品などをゲットしレジへ。女性店員が商品のバーコードをスキャンしていきますが、売り始めたばかりだったのかアメリカンチェリーの値段が分からない様子。隣のレジの店員に聞くも、分からないの解答。店内のトランシーバー?的なもので「誰か〇〇チェリーの値段チェックして教えて」と聞くも解答なし。3秒くらい待って「分かんないわね、これはあなたのもの、少なくともトライはしたからね」と言って、お金は取らずにバッグに入れてくれました。
僕は内心、チェリーが売られてる場所まで見に行けば分かることなのになぁ(数十秒の作業)と思ったり、日本だったらあり得ないよなぁと思いつつ「アメリカっぽいなぁ、こういうの嫌いじゃない♡」なんて少し笑ってしまうのでした。
もうすぐ独立記念日。チェリーでも食べて、そんなアメリカを楽しみましょう^^
Happy 4th of July! 板倉
以上、
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Posted by mitsu
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