QRコード(クイックレスポンスコード)とは、2次元バーコードの一種であり、スマートフォンやタブレットなどの携帯端末からカメラで読み取ることで、URLやテキストなどの情報を簡単に取得することができるものです。QRコードは360°どの角度からでも読み取ることが可能で、汚れや破損にも強いという利便性から、様々な業界で活用されています。今回はシンプルにその活用例として6つのパターンを紹介してみたいと思います。
1. メニューやカタログの提供
レストランやカフェなどでは、QRコードを使用してメニューやカタログをデジタル化して提供することができます。ユーザーはQRコードをスマートフォンで読み取ることで、メニューやカタログを閲覧することができます。アメリカではコロナパンデミックが流行して以来、このQRコードメニューを使用する店が激増しました。
2. 商品の追跡や品質管理
QRコードを商品に印刷し、製造工程や流通経路、販売店などの情報を記録することで、商品の追跡を行うことができます。例えば、管理したい製品について、自社からA社に出荷、A社が処理完了後にB社に移動、B社にて作業完了したら、再び自社に戻る、4工程のうちどの工程にあるか把握したい、などをQRコードを用いていつでも確認することができます。
3. チケットやクーポンの配布
QRコードを使用することで、チケットやクーポンをデジタル化して配布することができます。ユーザーはQRコードをスマートフォンで表示し、チケットやクーポンを利用することができるので、わざわざ紙媒体のチケットを持参する必要がなくなります。また会場の係員もQRコードをスキャンするだけなので、1つ1つ目視で確認するよりも時間短縮ができます。
4. 企業のWebサイトやSNSアカウントの紹介
QRコードを使用することで、企業のWebサイトやSNSアカウントを簡単に紹介することができます。ユーザーはQRコードをスマートフォンで読み取ることで、企業のWebサイトやSNSアカウントにアクセスすることができます。
例えば展示会やイベント、ポスターなどに掲載するなど、歩きながらでもユーザーが簡単にウェブサイトにアクセスできるようになります。
5. 処方箋
病院が出す処方せんにQRコードが記載されてあり、処方箋薬局でそのQRコードを読み取ることで患者や医療機関、薬品、用法などの情報が自動で入力されます。さらに、薬品のリストと実物を照合しながら選別することで、薬品の取違いが起こることを防げます。
6. 乗車管理
従来の方法では船やバスの乗り込み時に、チケットの座席、氏名などの確認に手間がかかっていましたが、QRチケットを発行することにより、お客様の予約状況を画面上で瞬時に確認することができます。
以上の通り、私たちの日常生活の中には沢山の場面においてQRコードが用いられています。会社のWebサイトやSNSのアカウントの紹介などの方法に悩んでいる方は、大容量の情報を小さなコードに表示させることができるこのQRコードを用いてみるのもいいかもしれませんね。
最後に、無料でQR Codeを生成できるおすすめツールをご紹介します。
QR Code Generator:
ログイン不要でサクッと生成できちゃいます&無料!
・QR Code Monkey:
色を指定したり、QR Codeの中央にロゴやアイコン設置も可能!
Canva:
ログインが必要(無料)。QR Codeを埋め込んだデザインも簡単操作でできちゃいます
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